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一 風が吹く 2/3

「星と生命に宿るオーラ。
それを己のエゴで利用したから、
人は一度滅びの道を辿った。

伝えでは、これは塔の上に建っていたっていうじゃないか。

この星に降りた宇宙(そら)の旅人、
ネッドの書に良く似た塔が出てくるけど、
これもそういう物に見えるよ。

人は歴史から過ちを学ばない。
それは何処の星の人もそうなんだな。
そして、この星の知性ある者達も愚かだ。

戦争を繰り返す。それはあんたが一番解るだろ、スティード?」
少年、シンが赤い双眸を白い騎士に寄越す。

白い騎士、スティードは、ああ、と小さく答えて、空を仰いだ。

辺りの天候は曇りだが、雲行きから見て、
後数十分もすれば荒れてくる様に思われる。
「吹雪が来るな。もう行こう。俺、明日から仕事だから、
ここで足止めを食う訳にはいかないからな」
スティードが残骸から離れていく。

シンもスティードの後を追うが、
何かに気付いた様に後ろを振り返り、残骸を見つめた。
「ああ、バベルの塔だったか。
人間、上ばかり見ていると足元を掬われる。

昔も今も何も変わらないな。

この墓標からでさえ、栄華を求めて過去の罪を盗んでしまう。
人は…何でこういう生き物なんだ?」
シンは軽く溜め息を吐いて歩き出した。
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by 我狼堂-PLUS!  at 23:04 |  小説・デビルブレイカーズ |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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