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五 オーラパワー 7/7

この作品は暴力的な表現、グロテスクな表現を含みます。
ブログトップの注意書きをご一読の上、了承して頂ける方のみ
閲覧下さい。

それでは、続きを読む、から本編をお楽しみ下さい。


「食らっちまった。酷えもんだ」

スティードは己の浅い動きに呆れ文句を言った。

スティードの白い鎧には一切傷が付いていない。

人狼は周章した。
スティードの鎧に見覚えがあったからだ。

さっき殺した村人達の中にいたMS族の兵士とほぼ同じ鎧で、
人狼の鋼鉄の爪で容易に引き裂けるはずである。

なのに、スティードの鎧には傷一つ付いていないし、
気が付けば、人狼の爪の方がボロボロになっている。

「冥土の土産に教えてやる。
俺は自分の体外にオーラを固めるのが得意だ。

だから、お前の爪が当たる場所にオーラを集中すれば
攻撃を防ぐのは造作も無い。

そして、攻撃に使えば……」

スティードは手にしている柄らしき物を人狼に振った。

一瞬それから光の筋が生じ、粒になって淡く消えた。

スティードは柄をスカートのホルダーに仕舞って、人狼に背を向けた。

人狼の体がグルリとスティードの方を向いた。

「酷い剣筋だ。後、数分は生かしておけた物を、勿体ない」

スティードがボソッと言うと、人狼の首がズルリと滑り落ちた。

人狼の首は既に斬られており、
首から下だけがスティードの方を向いた。

そして、数秒の猶予の後、死んだ。

「数秒でも死ぬ恐怖は味わっただろう。
それでも、お前の罰には温いが」

スティードはその場から立ち去った。

被害者三百二十三名とこの人狼についての記事は
何処の新聞社からも出なかった。

スティードが属する組織の根回しであったが、
この三百二十三名の名前は歴史と
人々の記憶から永遠に失われる事になった。

三百二十三名の魂に応えてやる術はもう無い。

それこそ、スティードが被害者達の事を
忘れずに祈り続けてやるしかない。

神に通じる祈りとは、恐らくそういう物であろうから。
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by 我狼堂-PLUS!  at 12:57 |  小説・デビルブレイカーズ |  comment (0)  |   |  page top ↑
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