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六 神隠し 4/5

この作品は暴力的な表現、グロテスクな表現を含みます。
ブログトップの注意書きをご一読の上、了承して頂ける方のみ
閲覧下さい。

それでは、続きを読む、から本編をお楽しみ下さい。


「クローンですか?クローンに手を加えた替え玉がこれだと?」

「ええ。貴方とご遺族には残念な事に。
俺はこういう死体の模造につい最近気付いて、
今日もキマイラに襲われた人達がここに運ばれたと聞いたので確かめに来たんですよ。

だけど、こうまで出来がいいとは思わなかった。

最近では紙幣の偽造より、
死体の模造の方が技術も進歩しているらしい」

ジャンは愕然とした。
遺体を調べるプロの自分が今までフェイクに騙されていたのだ。

仕事を否定されたに他ならない。

「一体何の為に?」

ジャンはそれでも冷静さを失っていない。

否定されたらされたなりに言う事はある。だが、

「これ以上を知ると、命が対価になるかも知れない。
あなた達にそれは求められない」

と、シンが薄光の中で鋭く光る赤い双眸を寄越せば、
ジャンも黙らざるを得ない。

「これだけ精巧に作られた遺体を出してくるって事は、
それをしている組織もそれだけ大きな力を持っているって事だ。

貴方達にも見張りが付いているかも知れない。
だから、これ以後も何も知らない振りをして下さい。

これを口外したら、間違いなく消されるでしょうからね」

シンは眉を歪めた。

消えた本人達。

その本人達は生きているのか、死んでいるのか判然としないが、
遺体を模造している事を考えれば、生きている公算が高い。

そして、何かに利用されているのだ。

それが何なのか解らないのがシンには歯痒い。

「神隠し。尤も、最近ではご丁寧に替え玉を用意してくれるらしいが。
では、俺はこれで失礼しますので、業務に戻って下さい」

シンは安置室から出て行った。
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by 我狼堂-PLUS!  at 11:18 |  小説・デビルブレイカーズ |  comment (0)  |   |  page top ↑
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