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七 見え始めた悪意 1/12

この作品は暴力的な表現、グロテスクな表現を含みます。
ブログトップの注意書きをご一読の上、了承して頂ける方のみ
閲覧下さい。

それでは、続きを読む、から本編をお楽しみ下さい。


ベーレ市から東に百キロのブラックヘッド丘陵地帯は今丁度東雲(しののめ)。

静かな朝だ。

カラスの狂い夜鳴きや鶏声さえも無く、
静まり返った様子は不気味の一言に尽きる。

ここいらが禿山ばかりで、
暗い山肌が光を吸ってしまっている様に見えるのも
不気味さに拍車を掛けている。

その丘陵のくぼみにどっかり居座る大蜘蛛がいる。
くぼみの中心には発電所があり、周りに八本の電柱が立ち、
それ等を繋ぐ送電線が脚の様子を表し、禍々しい姿を晒している。
sashie0007.jpg
発電所のフェンスの外で黒い戦闘服を着た部隊とシンが
発電所の脚を見上げて渋い顔をしている。

「丸で化け物ではないか……。
あんなのに土地のオーラを吸い上げられたら、
そりゃ、命も枯れるし、こんなに異常に寒くもなるわな」

胸に赤と黄色の二重線のワッペンを付けた部隊の隊長が
身を震わせながらぼやく。

「発電所の管理は行政がやっている。
政治家は何をやっていた?いや、そうだな……」

政治家だからこういう状況を黙認出来た、という言葉をシンは呑み込んだ。

発電所正面右側で低い唸りを上げるのは、
大地のオーラを吸収し、可燃性の物質と反応、
発火させた熱によって蒸気タービンを回す発電機で、
その下部からフェンスに流れる電流の元となるケーブルが僅かに露出しており、
このケーブルは建物の周囲に展開している対人兵器にも電力を送っている。

これの所為でこの丘陵は死に掛けているのだ。

だが、丘陵の存亡如何(いかん)は現状には何ら関係無い。

ただ、侵入者が最初に標的にする物は、このケーブルだろうという事だ。
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by 我狼堂-PLUS!  at 15:48 |  小説・デビルブレイカーズ |  comment (0)  |   |  page top ↑
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