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七 見え始めた悪意 9/12

この作品は暴力的な表現、グロテスクな表現を含みます。
ブログトップの注意書きをご一読の上、了承して頂ける方のみ
閲覧下さい。

それでは、続きを読む、から本編をお楽しみ下さい。


「くぉの!あああぁ!」

シンは気力を振り絞って立ち上がった。

さっきヴィーノに打たれた注射は
どうやらただの鎮静剤の様だが、
量が多少多いらしく、シンも立ち上がるだけで精一杯だった。

「足が前に進まない。糞……」

シンは力なく漏らし、前に倒れた。

だが、床に顔をぶつける事は無く、MS族の手に抱かれて留まった。

シンを抱き留めたのはスティードだった。

「遅くなったな。済まん」

スティードはシンの肩を抱いて、出口の方に向かった。

「ほら、シン、しっかりしろ!根性見せろ!」

スティードに言われて、シンは歯を食い縛って足を進めた。

シンももう体は動かないのだ。

だが、足裏にオーラを形成し、反発させる
というスティードの走行法の真似をして、
普通に走る程度の速さで出口に向かっていた。

二人は実験室を出て、通路を進んだ。

シンの目にキマイラ達の残骸が見えた。

自然とシンは涙を流し、
出来る限りキマイラ達の残骸を目に焼き付けた。

「ごめん。ごめん……」

そんな悲痛な言葉がシンの口から漏れる。
それをスティードも気にしたが、
時間が迫っている為、出入口に急いだ。

スティードとシンは通路に満ちるキマイラの血を踏んで、
出入口まで赤い足跡を残す。

出入口の外は光。

後ろは闇。

シンが後ろを振り返ろうとしたが、
スティードが止めて、二人は急いで出入口から出た。

もう残り時間が十五秒を切っていた。

必死な形相で駆けるスティードとシン。

残り時間は、五、四、三、…。

スティードとシンが発電所の正面ゲートを通る。

その瞬間、発電所の建物が爆発し始めた。

「爆発するぞ!皆、もっと下がれ!」

スティードはフェンスの外で待機していた隊員達に叫んで、
自分もシンと共に出来る限り発電所から離れた。

直後、発電機に引火。

小爆発を三度した後、大爆発が起こった。

発電所を囲んでいたくぼみが衝撃で吹き飛び、崩れ落ちていった。

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by 我狼堂-PLUS!  at 14:37 |  小説・デビルブレイカーズ |  comment (0)  |   |  page top ↑
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