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短編小説『鬼の皮』その16

第十六回です。

あなたのお脳にテレホンショッキング~!!

今日も天気がいい!

ああ…金の切れ目が縁の切れ目なのね……。

分かりやすい。実にシンプルです。

それでは、続きを読む、をどうぞ!


「どういう事だ?あれは何だよ?」

事情を知っている風な紫葉に聞いてみた。

「ご覧の通りの鬼よ。
ちなみにあそこに転がっている皮は作り物。
本当に被っているのは木田賢治の皮。
鬼はね、毛皮みたいに人の表皮を被るの。
それでその人に成り済まして周りの人を食って、また次の人に成り済ます」

紫葉の口調は冷静だが、顔に浮かぶ表情は苦く歪んでいる。

「おい……それじゃ賢治は……」

「正解!紫葉さんに十ポイント!それに引き換え、逆奇のダサさはどーよ?
何時もの軽口でこれを弄って見せろよ!お前のお得意だろ?」

丸で別人の様に、本当に別人の低い声で、賢治が俺を試してきた。

ここが分水嶺(ぶんすいれい)か。

決めれば天国、滑れば地獄。そんなポイントだ。

「賢治は本当に馬鹿で阿呆な奴だと思っていたよ。
本当に馬鹿で阿呆で……。でもな、友達だったんだ。
木田賢治は友達だったんだよ。
だから、お前が賢治の顔で喋ってるのが俺には我慢ならねえ。
まず面を見せな。話はそれからだ、小僧!」

ビシッと指を差して、ポーズを決めた。

「フハッ!やりゃ出来るじゃねえの!
次に被るとしたらお前だな。
だが、小僧とほざいたのは失敗だったな!大きな失敗だったぞ!」

賢治の背中がビリッと裂けた。

「うっ!」

ちょっと吐き気がして、ゲロが喉まで上がってきちまった。

だが、何とか飲み込んで、鬼が正体を現す様を見た。
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by 我狼堂-PLUS!  at 19:56 |  小説・その他 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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